かのゲーテが発明した、彼の死後に寝室から発見されたといわれている水タイプバロメーター。
その原理をもとにしたのがこの「晴雨予報グラス」です。
細いガラス管を上下する水の高さで、その日の気圧を読み取り、気圧が高ければその日は晴れ。低ければ雨。と予想するのが正しい使い方ですが。。。
地球をイメージした形体、ガラスと水を通過した光の神秘なこと。
気圧に敏感に反応して作動する実践的な役割だけでなく、窓際においてインテリアとしても楽しめそうです。
ただし、これを楽しめるのは、根っからのサイエンスファンだけかもしれません。
中の水を絵の具や食紅で着色したり、管理したりも大事です。
また、かなり素朴な原理で動きますので、気圧に敏感に働きます。
ちょっとした部屋の変化で雨が晴れにもなったりします。
自分なりに、置く場所や、動作確認などで工夫することが必要になってきます。
でも、こういうシンプルで扱いが敏感なアイテムほど、
上手く「対話する」ことができるひとにはかけがえのない一品になることでしょう。